筒状のどら焼きを食べてみた
先々月に、新幹線で移動するときに駅の売店で見かけた「筒状のどら焼き」。
なんでも1ヶ月のうち数日しか販売しないとか何とか。いったいこれは何なんだろうと思っていたのですが、買えるタイミングが限られているのでなかなか手に入らなかったのですが、きっちり日付を調べて、iPhoneのリマインダーに登録することにより無事購入することができました。
こんな箱に入っています。
箱の中身はこんな感じ。
これが包装を全部剥がすと、こんな竹の皮に包まれた筒が登場します。
笹屋伊織さんの名物なのでした。
普通のどら焼きは、銅鑼の形に似ているからどら焼きと呼ばれている(なので、三笠山に見立てて三笠とも呼ばれる)のですが、こちらは銅鑼で焼くからどら焼きなんだそうな。
弘法大師のご命日の21日を中心とした、20、21、22日だけの限定販売なので、月に3日しか食べられない和菓子ですね。賞味期限が7日なので、まあ、月末までには食べきらないとという感じです。
どうやって食べればいいのかというと、これがもうバッサリと竹皮ごと切ってくださいと。皮を剥くんじゃなくて、竹皮ごと輪切りにして、食べるときに皮をペリペリめくってくださいと言われたので、言われるがままにばっさり。
うっ、なんかピントの位置が微妙にあっていない。
マクロ難しい……
ということはおいといて。こんな感じであんこの周りを薄皮が何重にもくるくる巻いているというどら焼きでした。
ちなみに角というか端のところはこうなっていました。
普通の部分は、竹皮はずすとこんな感じに。
食べてみると、すごい食感がもちもちしています。やや堅めのクレープの皮が何重にも巻かれているという感じですね。中のあんこは甘さ控えめな、いわゆる上品な甘さです。皮の甘さとあんこの甘さが相まってとてもおいしい。
普通のふんわりとしたどら焼きの生地とは製法が全然違うので当たり前なんですが、ぎっしり詰まっていて結構食べ応えがありました。
ちなみに温めてもおいしいということで、電子レンジで軽く温めてから食べてもみたんですが、これまたおいしい。温めた方が好きかも。
オススメの方法に、天ぷらの衣をつけて油で揚げてもおいしいとあったんですが、さすがにこれはできませんでした。でもおいしそうだなあ。